スキャナカメラ ScanCAM

**スキャナカメラを作ろう**

参照光用LEDを組む

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LEDのブラケットを適当に曲げる。

 

 

 

 

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CCDのスタンバイ位置に合わせる。

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後述するがCCDの上部に白い紙等を置き、LEDの光はその白いものを照射しCCDはそれを測光する。なので、LEDは下の方からCCDの少し上部を照射するように配置する。

被写体が暗い場合は取り付け済のボリュームでLEDの光量を落とし、被写体が明るい場合はLEDの光量を上げて露出を決定する。ボリュームは言わばシャッター速度の調整用なのである。

LEDブラケットはケース底面に接着する。接着前に、CCD基板との位置関係を考慮してブラケットの曲げを調整し、接着位置を決める。仮に接着位置に置いてみて、ケース底面に鉛筆等で位置を書いておく。CCDを走査方向に動かし場所をあけて接着する。

LEDの位置とか上向き加減は実際に作動させながら微調整するので今はとりあえずブラケットをケース底面へしっかりと接着する。

CCDは赤外光にも反応するので自然光で撮った画像は赤っぽくなる。で、撮影レンズの前とかCCDの前とかに赤外線除去フィルターが必要なのだが、もしかすると、CCD上部の白い紙等を赤く着色すると、高価なフィルター無しで、その赤みが取れた画像が得られるかも・・・・。(着色する赤色の濃度が分からないのでカット&トライが必要。)

 

次回からいよいよ最終工程が始まるので、RZ67用のポラバックが必要になります。

一緒に製作されている方でまだポラバックをお持ちでない方は早急に入手してください。

ヤフオクで探せばまだ入手可能かも。

モーターが逆回転???。

ケースにネジ穴を追加工。

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穴加工ミス

矢印で示す穴がネジ穴になっていない。

 

 

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左からΦ2.5のドリル、M3 のタップ、超小型のタップハンドル(タップホルダーとも言う)

上記の工具を揃えて穴加工をする。

 

 

 

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無事、ネジが切れた。絶対、切り屑の金属粉等をケース内に残さぬよう徹底的に掃除した。

 

 

 

今日、すべての部品をケースに取り付け、PCにEPSON SCANを インストールした。

ACアダプターとUSBを接続し、本体のスライドスイッチをONにし、本体ケースの外側に出ているスイッチ基板のスイッチを押してみる。

緑のLEDが点灯、よしよし!。スキャン方向にLED基板が動きだした。止まらない。普通、CCD基板がスタート位置にいれば10ミリ程度前後に動いて止まり、数秒後、再度、10ミリ程度前後に動いてスタート位置に止まりプレビユーなりスキャンなりのコマンド待ちとなる。

また、CCD基板がスタート位置から外れていればスタート位置までもどってスタンバイすることになっている。

スキャナーから取り外したままの状態でのモーター回転方向は逆だと思い込んでいたので逆転、逆転、と言って配線の配列をいじくってきましたが。スキャナー本体から取り外したままの回転方向でよかったのだ。

大間違い!!.

コントロール基板を外してモーターのコネクターを抜き、配線の配列をデフォルトにもどす。

元のように基板を組む。

 

 

最初のような手順で試運転をする。

スイッチ基板のスイッチON。

CCD基板はスタート位置から50mmほど進んでいたので、スタート位置まで帰る。

OK!、これでOK!。

スイッチ基板のスイッチをチョンと一押し。EPSONSCANが起動するので、プレビユーさせる。CCD基盤は約60mmほどスキャンしてスタート位置に帰った。黒いプレビユー画面が表示される。 OK!。

が、しかし、スタート時、参照光のLEDが点灯しなかった。

スタート時、CCD基板に取り付けているマイクロスイッチがONしていない。

マイクロスイッチのローラーレバーを押すドクを調整して、スイッチがONになるようにした。

もう一度試運転、同じ手順。

OK!、LED点灯、消灯、数秒後点灯そして、CCDが少し進んで消灯する。CCDは止まることなく約60MM進んでからUターン、スタート位置まで戻ってLED点灯、数秒後消灯。OK!。

SCANさせてみる。

無事、画像取り込みOK。CCDには暗く光が当たってただけなので一面濃い灰色の画像だが、これでOK!.

 

次の作業は参照光用LEDの取り付け調整である。

大詰めが近い。

 

問題解決。

今日、ヤフオクで落としたヤツが届いたので早速バラシて制御基板を交換してみたが動かない。うんともすんともどうにもならない。

で、あっちを継ないだり、こっちを継ないだりしてイロイロ試してみたら、スイッチ基盤が壊れていたのがわかった。

新しいスイッチ基板のタクトスイッチの1個を、ボタンの背の高いものに交換して、全部品を接続したら、ウマク動いた。・・・・・とは、ならなかった。

モーターが動いていない。キーーンという高周波音がしてモーター軸が回転していない。

モーター軸の回転方向を逆転させるため4本の配線のうち2本を入れ替えたがこれではだめらしい。4本全部変えなければ逆転しないようだ。

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写真左側が配線替え前の物。右側が配線替え後の物。右側2本を入れ替え、左側2本を入れ替えた。

これで、ウマク動くようになった。

・・・やれやれ・・・。

 

 

 テストの順序、すべて接続してから

① ACアダプターを接続する。

② 付属のUSBコードで本体をPCに接続する

③ 本体のスライドスイッチをONにする。

④ スイッチ基板の交換済のスイッチを一押し、緑色のLEDが点灯すればOK!!!.。数秒後にモーターが数秒間回転して停止しLEDが橙色に変わる。

橙色はエラー表示だが、これでOK!!!.

あとは、全部品を再び本体ケースに組み込むわけだが、ここで、

ケースの縁に2か所穴開けミスがあるのを発見。

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矢印の穴、M3のネジが切っていない。

仕方ない。

Φ2.5のドリルでネジの下穴をあけ、M3のタップをたててM3のネジ切りをする。この際、切り屑がケース内に残らぬよう細心の注意を払わねば。

 

 

動かない!!。

現状でほぼ完成なので、先日、念のため、すべての配線を接続して電源を入れてみた。

全く動かない。

電源ONのLEDも点灯せず、何をしても反応なし。

こりゃあ参った。

製作途中、何かの拍子に制御基板が壊れたに違いない。

眺めてても仕方ないので、ヤフオクで全く同じものと思ってF720を落としたが、現物はフイルムスキャン用の部品が蓋側についててそれのイニシャライズもスキャン開始時に実行する。フイルムスキャンは必要なく邪魔だからそれの配線を切ると橙色のエラーランプが点いて前に進まない。他の部分はそれこそ全く同じ部品なのだが、・・・、またまた参った。

仕方ないので、またヤフオクでS620を750円で落として、現在、到着待ちである。

マイクロスイッチの配線。

11月11日に記事で電気配線は完了と書いたが今日、全体を見回してみると、肝心の参照光用電源をON,OFFするスイッチに配線が出来ていないことに気づいた。

CCD基板からLED基板へ電源を供給する配線の途中にマイクロスイッチをかまさなければならないのにすっかり忘れてた。

このマイクロスイッチでスキャン直前に参照光用LEDを点灯し、スキャン中は消灯するように制御する。

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レールごとCCD基板を外して裏返し、

LED電源配線の途中を切断して写真矢印のようにスイッチのCOMとNOに配線する。

 

 

 

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マイクロスイッチ用ドグ

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マイクロスイッチをON,OFFするドグを所定の位置へ取り付ける。

ケースへの部品取り付けは、これで、ほぼ終了。

LEDブラケットの図面を差し替える。

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すでにUP済のLEDブラケットの図面のはRB67用の物なのでRZ67用の物に差し替えた。

 

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LEDブラケット

0.5tのアルミ板製。 アルミ板はDIYの店で買っても安い(私の地方では0.5tx100mmx300mmで197円)し、コーヒー缶を加工するのも面倒なので、今回はアルミ板で作った。

紙を切るはさみで簡単に切れる。現物合わせで直すので写真のように適当に曲げる。

 

 

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接着する。

接着剤が硬化するまで動かないようクリップで固定する。

 

 

 

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mamiya RZ67用のポラバック

これを利用してSCACAM_RZ67をmamiya RZ67へ取り付ける。市販品は入手しにくいのでヤフオクで落とした。現在ではヤフオクでもなかなか出品されていない。が、これは必須なので何としても入手する必要がある。


 

 

FFCについて

先日、ほんやら洞様からFFCの差し込み時「捻らないといけない」のではないかとのご指摘がありました。確かにひねらないとソケットの極板とFFC接触面が合いません。

で、捻って取り付けてみました。

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とてもヤリニクイですがどうにか収まりました。

以前、ほんやら洞様がFFCを購入するとき、あやまって両端が逆の物を買ってしまったといわれてました。

もし、それが使えるなら、捻らなくても済むので検討しましたが、信号線の並びが逆になるので両端が逆のFFC  は使用できないようです。

ほんやら洞様、ご指摘ありがとうございました。