参照光用LEDブラケット
スキャナー付属のLEDをニッパー等で9cm長さに切断してブラケットに接着する。
ブラケットに穴が開いているが不要である。
端から3個目と4個目のLEDの中間にブラケットを接着。
図面では曲げ角度は90度になっているが実際は写真のように鈍角にしたり鋭角にしたりして調整する。鉄板の板厚は0.6ミリで作っている。材料は、ほんの少ししか要らないので強度的に適度の厚さで加工もしやすい缶コーヒーの空き缶をブリキばさみで切って作る。
写真は過去に製作したマミヤRB67用のSCANCAMに取り付けているブラケットだが、ケースへはビスで取り付けているので取付穴が開いている。ケース外部へビスの頭が出るのを減らすためと工作の手間を極力減らすため接着剤を使用するので今回のRZ67用は取付穴は開けない。
LEDコントロール基板への電源供給配線。
前回からの続き、
LEDコントロール基板から赤と青のリード線が出ている。先端には白色のコネクターが付いていて、本来はCCD基板上のソケットに挿入するが、すでにソケットの白いプラスチックは撤去済でピンのみが残っている。。
先端のコネクターを外して、半田付けのためリード線の先の被覆を剥く。
赤いほうのリード線をボリュームの下端の端子に半田付けする。
約30㎝位の長さのリード線を2本用意する。
私は赤とグレーの2色のフラットケーブルを使っている。
ボリュームの中心端子と上側の端子をそのフラットケーブルの赤の先端で半田で接続する。
青のリード線をフラットケーブルのグレーのリード線と半田付けで接続する。半田部分は後で絶縁する。
2本のフラットケーブルはCCD基板取り付けプレートの下を通してケース内の端まで延ばし、折り返してCCD基板上の取り外したソケットのピンに半田付けする。
元のピンを根元から折り寝かせてリード線を半田付けする。赤とグレーの接続先を間違えないよう注意する。
以上で電気配線は終了。
まだ参照光用LEDの製作作業が残っている。これを作ると晴れてSCANCAM_RXの完成となる。
電気配線に取り掛かる。
物理的な工作はほぼ終わったので電気配線に取り掛かる。
忘れていたが、配線作業の前にCCD基板固定用のナットを基板に接着する。接着する理由はバックフォーカスを調整しやすくするため。
モーター配線をいじる為もう一度、コントロール基板を外す。
モーター配線のコネクターをソケットから抜く。
現状ではモーターの回転方向の具合が悪いので4本の電線のうち2本を入れ替えて逆回転になるようにする。写真でコネクターの4本のプラスチック片が見えるがこのプラスチック片の先端が電線の抜け止めとなっており、先端を先細のドライバー等で少し持ち上げ電線を抜く。
ドライバーの先端でほんの少しプラスチック片の先を持ち上げながら同時にもう片方の手で電線をつまみ引き抜く。小さいのでやりにくいが要領が分かれば簡単。
4本のうちどれでもいいから2本を入れ替えると逆回転をするようになる。
両端が抜き易い。
抜いた電線を左右入れ替えて挿入する。
中心電極から基板へ伸びているプレートのような物の中間あたりを切断する。
作業しやすくするためFFCを、一旦全部抜いた。
すでにケースに取り付け済のスライドスイッチで電源のON,OFFが出来るようにする為、ACアダプターのソケットの中心電極を基板から切り離す。切り離した両端からスイッチへ配線する。
切断した中心電極へリード線を半田付けする。
コントロール基板へ元のようにフラットケーブルを挿入してから元の位置に組み付ける。
ACアダプターの中心電極へ半田付けしたリード線をスライドスイッチの端子へ半田付けする。
リード線を半田付け後の全景。
まだ、ボリュームへの配線と、LED基板への配線が残っている。
CCD基板を組む
くれぐれもFFCとコネクターの組み合わせを間違えないよう気を付ける。
また、FFCの裏表も間違えないように。
ビスが長すぎたのとCCD基板の穴が少し大きすぎたのでビスの頭の下にナットを1個ネジ付ける。ビスが貫通している白いものはMISUMIで購入済のFWRBA-D8-V2-T10
これは基板とブラケットの間に挟む。
ケースの底の穴とブラケットの穴を合わせ、ケースの外からビスを挿し入れ、ブラケットの表面でゴムを基板とブラケットで挟む。
黒い矢印で示す2個の穴とCCD取付ブラケットの穴を合わす。合わしやすくするためベルトを外してブラケットをフリーにした訳。この穴は完成後、レンズのバックフォーカスを調整するため必要。調整後は銀紙のシール等で塞ぐ。
ビスを取りるける際、FFCが邪魔になるがそこはウマクやる。やりにくければコネクターからFFCをG抜くとやり易いかも。
CCDブラケットの上には白いゴムが見える。
CCD基板をCCDブラケットに載せた。
基板とブラケットの間には白いゴムを挟んでおく。
レンズのバックフォーカスを微調整する際、CCD基板を前後しなければならないがこのゴムはM2のビスによって伸び縮みするので基板が前後して調整可能となる。