メカから製作開始。
<モーターの改造。>
モーターに付いている軸を1本根元からへし折るように取っ払う。
思い切りよくやる。
写真をよく見て軸を間違わないように。
モーター取り付け時にケース底面へ当たるので下へ曲がっている部分を少し上へ曲げる。
ギアーの下部と真鍮色の軸受けの間へドライバーを打ち込んでギアーを抜く。
<ウオームギアを組む>
ウオームブラケットの穴へつば付きブッシュGFM−0304−03
を鍔を内側にして挿入する。
ウオームギアの穴へセットビスの反対側からブッシュBB30507を2個挿入する。
φ3mmの軸を通して軸の先端にベベルギアを取り付ける。軸はφ3mmの太さの物を日曜大工センター等で入手してください。私はφ3mmの真鍮パイプが手元に有ったのでとりあえずそれを使いました。
駆動軸HCCG5-16-TC2.5をベルト駆動軸取付板に接着する。軸には防錆の為、油が塗られているのでシンナーまたはアルコール等で拭い、油分をよく落としてエポキシ系接着剤で強固に接着する。
ウオームギアを組んだ物をモーター板のケガキに合わせて接着する。この時、ベベルギア同士がガタなく軽く動くよう調整して接着する。
ウオームホイルとモーターに組付けられていたギア3個のうちの一番大きいギア。これらを機械加工図面にあるように旋盤加工をするので、こちらへ送ってください。
ウオームブラケット接着済
この後、ウオームホイルの加工が終わって返ってきたら、ベルト駆動軸へウオームホイルを組み込みベルト駆動軸取付板をモーターへ接着します。機械加工図ではモーターへ取付穴をあけてビス止めの心算でしたが、モーターへ軸取付板を固着してしまってもウオームをバラせばウオームホイルもバラせるので、ここは加工を簡略化の為、穴開けは省略して接着構造とします。その代わり、接着は金属でも接着可能な接着剤で確実に固定してください。
本体ケースの内側矢印部、四隅を接着する。接着剤が乾いたら黒く塗って遮光する。この部分は本来は溶接すべきなのだがコストと鉄工所への持ち込みが面倒なので接着する。強度的には何ら問題はない。